当事務所にしばしば寄せられるのが、道案内に関する問い合わせを減らしたいというご相談です。スマートフォンやGPSの普及で道に迷うことは減りましたが、それでも案内地図(以下、アクセスマップ)の必要性は変わりません。ホームページや印刷物にわかりやすいアクセスマップを掲載することは、顧客体験を向上させる重要な改善策のひとつです。

 

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結論、訪れる側の視点を取り入れることで、問い合わせを減らす効果が期待できます。

初めての場所や入り組んだ道では、アクセスマップは依然として頼りになります。地図を読むことが苦手な人にも、スムーズに目的地まで来ていただくためには、訪れる側の視点を考えてアクセスマップを作成します。

 

 

地図を読みやすくする為のポイント

起点を決める

目的地である会社や店舗を起点にしがちですが、訪れる側の視点に立ち、交通手段ごとに複数の起点を設定するとよりわかりやすくなります。例えば、インターチェンジ出口、交差点、最寄り駅、バス停などを起点として設定します。

 

ルートを決める

多少遠回りでも、できるだけ入り組んでいない道を選びます。地下道や路地などの狭い道は、たとえ近道であっても初めての人にはわかりづらいということが多々あります。どうしても入り組んでしまう場合は、広域地図と詳細地図に分けるなど工夫します。

 

目印を決める

曲がり角にあるものや頻繁に変わらないものを中心に目印を選びます。一般的な目印としては、役所、学校、寺院、郵便局、銀行、ショッピングモール、コンビニなどがあります。目印が少ない場合は、国道、交差点、公園、橋などを目印にします。

 

 

問い合わせを減らすための工夫

写真の活用

見落としがちな曲がり角や目印があれば、その箇所の写真を掲載します。写真には矢印やコメントを付けて、地図を読むことが苦手な人でも迷わないよう配慮します。

 

動画の活用

実際に移動しながら撮影します。撮影はスマホでかまいません。道順の雰囲気が伝わるため、写真と同じく、地図を読むことが苦手な人にも安心です。ただし、編集が必要なためハードルは高くなります。

 

オンラインマップの活用

GoogleマップやYahoo!マップなどのオンラインマップをホームページに組み込むことができます。これにより、目的地までのルート検索や移動時間の目安が確認ができるようになるため安心感があります。

 

 

アクセスマップの実例

当事務所の実績からの一部抜粋です。

 

 

アクセスマップでよくある質問

Q1. アクセスマップの作成に費用はかかりますか?

はい、費用がかかります。当事務所では、平面地図の制作費が初回に3~5千円かかります。その後は、当事務所へのリピート発注であれば、どの媒体でも無料で使用できます。しかし、他社が利用する場合は、データ提供料を都度お支払いいただきます。なお、立体地図やイラストを多用した特殊な地図については、ご要望に応じてお見積りいたします。

Q2. GoogleマップやYahoo!マップを元に地図をデザインして、チラシなどの印刷物に利用することはできますか?

オリジナルと認められる品質であれば問題なく利用することができます。ただし、模写やトレースのような著作権侵害につながる利用は避ける必要があります。

当然、当事務所ではオリジナリティを保つアクセスマップを作成ます。地形や土地の利用状況には著作権がないことを踏まえたうえで、道路や河川、区画等については他の地図を参考にしながら、目印となる情報の取捨選択、レイアウト、アイコン等の視覚表現に工夫を凝らしたデザイン処理を施します。

Q3. GoogleマップやYahoo!マップをチラシなどの印刷物にそのまま利用することはできますか?

できません。チラシなど広告に該当する印刷物で利用することはできないと、各社のガイドラインに明記されています。当事務所でも、そのまま利用することはお断りしています。

Googleガイドライン内の「Google マップ & Google Earth」を見る

Yahoo!マップヘルプ内の「リンク・転載・二次利用について」を見る

Q4. オンラインマップの活用に費用はかかりますか?

活用そのものに費用はかかりません。GoogleマップやYahoo!マップは無料で利用できます。ただし、ホームページに組み込むための作業には費用が掛かります。

Googleマップヘルプ内の「他のユーザーとマップやルートを共有する」を見る

Yahoo!マップヘルプ内の「地図をブログやサイトで利用する」を見る

 


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